折り紙で簡単なクワガタを作ってみよう!
今回は折り紙で簡単にできるクワガタの作り方をたくさんの写真を使って詳しく説明していきます。
このくわがたは、伝承作品のくわがたに丸シールで目玉を付けて可愛く仕上げています。目玉の作り方も何パターンか紹介ししているので、お好みのパターンで作ってみてください。もちろん目玉を付けなくていいですが、目玉を付けるととっても可愛い作品になって愛着がわくので、是非試しにつけてみてくださいね。
折る工程も、そんなに難しいところはないと思います。順を追って詳しく説明していくので、是非チャレンジしてみてくださいね。
もしわからなかったらこの作品も動画があるので、動画を見てぜひ再チャレンジしてみてくださいね。
くわがたの詳細
■考案者
伝承作品
■掲載媒体
■難易度
★★☆☆☆
■ステップ数と折る回数
- ステップ14
- 折る回数10回
■所要時間
10分〜20分(個人差あり)
■出来上がりサイズ(折り紙サイズ別)
・15㎝×15㎝の折り紙を使用した場合
→たて×よこ=約9cm×約5cm
用意するもの
くわがた本体
・好きなサイズの折り紙1枚(ここでは15cm×15cmを使う)

目玉を付ける場合
- 丸シール8mm=2枚、5mm=2枚(15cmの折り紙を使う場合)
- ペン
目はペンで描くだけでも良いです。丸シールを貼る場合は15mmの丸シールを使う場合と、8mmの丸シールを使う場合の2パターン紹介するので、好きな方法で作ってくださいね。15cm以外のサイズの折り紙を使ってクワガタを作った場合の目玉は、丸シールのサイズが変わってくるので注意してください。

あると便利なもの
- 円定規(15mmの丸シールに目玉を描くときに使う)
- マスキングテープ(裏の戻りを押さえるために使う)
円定規は百円ショップや文房具屋、書店などで売っていますが、お店によっては置いていない場合もあります。アマゾンなどのネットショップなら確実にあるので、これを機に購入しておくと便利だと思いますよ。ご購入がこちら

くわがたの動画
たつくりのYouTubeチャンネルでは、このくわがたの折り方を音声解説付きで丁寧に紹介しています。もし写真や文章だけではわかりにくかったり、合ってるかどうか不安な人は、若干違う折り方をしているところや、目玉の作り方が違いますが、ほとんど同じなので、ぜひ参考にしてみてください。
くわがたの折り方
折り始めの準備
好きな色、好きなサイズの折り紙を用意して、下の画像のように裏返して白い面(裏)にして置いた状態から始めます。

ステップ1. 左右の端を合わせて折筋をつける
左右の端をピッタリ合わせて、ずれないようにしっかり押さえながら折り、そのあと戻します。そうすると真ん中に1本の折り筋ができます。

折り筋をつけたところ。

ステップ2. 左右の端を中心に合わせて折る
左右の端(青線)を中心の折り筋(青点線)にピッタリ合わせて、ずれないようにしっかり押さえて折ります。

折ったところ。

ステップ3. 上下の端を合わせて折り筋をつける
上下の端を合わせて、ずれないようにしっかり押さえてながら折り、そのあと戻します。そうすると真ん中に1本の折り筋ができます。

折ったところ。折れたら戻します。

ステップ4. 上の端を中心に合わせて折る
上の端(青線)を中心の折り筋(青点線)に合わせてずれないようにしっかり押さえて折ります。

折ったところ。

ステップ5. ステップ4.で折った端を中心に合わせて折る
ステップ4.で折った左右の下の端(青線)を真ん中の山折りの折り筋(青点線)に合わせてななめに折ります。

折ったところ。

ステップ6. 右側を持って右へ引っ張って折る
白丸のあたり2か所を左手で押さえて、右手で青丸の部分をつまんで、1枚だけ右へ引っ張り出して折ります。

引っ張り出しているところ。




右へ引っ張り出したら、白丸の部分を押さえて折ります。

右ができたら、左も同じように引っ張り出して折ります。

左も引っ張り出して、折ったところ。

ステップ7. 上の下の端を中心から少しあけて折る
上の部分(ステップ6.で開いた部分)の下の端(青線)を中心の折り筋から少し(15cmで作っている場合は1cmくらい)空けて垂直に折ります。

ステップ8. 裏返す
下の画像と同じ形になっているかどうか確認して、OKだったら横に裏返します。

裏返したところ。

ステップ9. 下の端を上の端から折り筋までの半分くらいの位置に合わせて折る
下の端(青線)を上の端から折り筋(黄点線)までの半分くらいの位置(青点線)に合わせて折ります。

ステップ10. 裏返す
下の画像と同じ形になっているかどうか確認して、OKだったら横に裏返します。

ステップ11. 左右の端をフチに合わせて折る
左右の端(青線)をフチ(青点線)に合わせて折ります。

折ったところ。

ステップ12. 左右の下の端をフチに合わせて折る
左右の下の端(青線)をフチ(青点線)に合わせてななめに折ります。

折ったところ。

ステップ13. 裏返す
折れたら横に裏返します。浮いてくるのが気になったら、マスキングテープを貼って押さえるとスッキリするのでオススメです。

裏返したところ。クワガタの本体はこれで完成です。目は無くてもいいし、ペンで簡単に描いてもいいです。目玉を丸シールで作る場合はステップ14.に進みます。

ステップ14. 目玉を貼る
目玉パターン1
丸シールを使った目玉の作り方をいくつか紹介します。パターン1は8mmの白い丸シールを2つ、ペンで黒く塗ります。

黒く塗った8mmの丸シールの上に、5mmの白い丸シールを貼ります。これで目玉の光を表現します。

これで目玉パターン1の完成です。これをクワガタの本体に貼ります

これで目玉パターン1を貼ったクワガタの完成です。

目玉パターン2
パターン2は、15mmの丸シールに、下の画像の右のようにペンで目玉を描きます。

きれいな円を描くのは意外と難しいです。下の画像のように円定規を使って描くときれいな円が描けるのでオススメです。

描いたところ。

これで目玉パターン2の完成です。クワガタの本体に貼ります。

これで目玉パターン1を貼ったクワガタの完成です。

目は好みのパターンで作ってくださいね。

最後に
今回はクワガタの折り方をご紹介しました。
夏の工作や自由研究、イベントの飾り付けにもぴったりなクワガタ折り紙。
作り方を覚えておくと、夏休みの自由工作や、虫取りイベントの装飾、保育園や学校での製作活動など、さまざまなシーンで活躍します。
折り紙の色やサイズを変えたり、目の大きさや形を工夫すれば、同じクワガタでも表情や雰囲気が変わりますよね。家族や友達と一緒に作って、色違いやサイズ違いで並べると、とても楽しい作品展示になりますよ。
このサイトでは、他にもセミの作り方も紹介しています。
【夏の折り紙】簡単な蝉(せみ)の折り方|写真でわかりやすく説明
たつくりのおりがみyoutubeチャンネルではさらに、カブトムシ、ちょうちょなどの昆虫作品の作り方も紹介しています。あわせて作れば、立派な「折り紙昆虫図鑑」が完成しますよ。
夏休みの工作にぜひ「折り紙昆虫図鑑」を作ってみてはどうでしょうか?
ぜひお気に入りの作品を見つけて、作ってみてくださいね。
コメント