
折り紙で松ぼっくりを作ってみよう!
今回は折り紙を使ってできる松ぼっくりの折り方を、たくさんの写真を使って詳しくわかりやすく説明していきます。
この松ぼっくりは、折り紙3枚を使って3つのパーツを作り、それを組み合わせて作ります。そのままでもいいですが、目や口を描くととても可愛くなるので試してみてください。
できるだけわかりやすく説明していきますが、もしそれでもよくわからなかった人は、動画を見て確認してくださいね。やはり動画の方が断然わかりやすいので、きっと完成までたどり着けると思いますよ。
松ぼっくりは「もみじ」や「いちょう」などと一緒に秋の飾りに使えますが、クリスマスなどの冬の飾りにも使えると思うので、ぜひ色々試して下いね。
その他にも別のページで秋の折り紙作品を紹介しています。合わせてチェックしてみてくださいね。
松ぼっくりの詳細
■考案者
たつくり
■掲載媒体
■難易度
★★★☆☆
■ステップ数と折る回数
- ステップ25
- 折る回数15回
■所要時間
20分〜30分(個人差あり)
■出来上がりサイズ(折り紙サイズ別)
7.5㎝×7.5㎝の折り紙を使用した場合
→たて×よこ=約7.5cm×約7.5cm
5㎝×5㎝の折り紙を使用した場合
→たて×よこ=約5cm×約5cm
用意するもの
- 折り紙3枚(ここでは7.5cmの折り紙を使用してます)
- ペン(顔を描かない場合は不要)

松ぼっくりの動画
たつくりのYouTubeチャンネルでは、この松ぼっくりの折り方を音声解説付きで丁寧に紹介しています。もし写真や文章だけではわかりにくかったり、合ってるかどうか不安な人は、ぜひ動画もあわせてご覧ください。
松ぼっくりの折り方
折り始めの準備
好きな色、好きなサイズの折り紙を用意して、下の画像のように裏返して白い面(裏)にして、上下と左右に角がくるように置いた状態から始めます。

ステップ1.下の角を上の角に合わせて半分に折る
下の角を上の角にピッタリ合わせて、ずれないようにしっかり押さえながら折ります。そうすると三角の形になります。

ステップ2.左右の角を合わせて折り筋をつける
左右の角をピッタリ合わせて、ずれないようにしっかり押さえながら折り、そのあと戻します。そうすると真ん中に1本の折り筋ができます。

折ったところ。

ステップ3.左右の角を上の角に合わせて折り筋をつける
左右の角●を片方ずつ、上の角●にピッタリ合わせて、ずれないようにしっかり押さえながら折ります。そのあと戻すと、左右にななめの折り筋ができます。

ステップ4.裏返す
下の画像と同じ形になっているかどうか確認して、OKだったら横に裏返します。

裏返したところ。

ステップ5.左右の折り筋を中心に合わせて段折りする
ステップ3.でつけた左右の折り筋(青線)をつまんで、その折り筋を中心の折り筋(青点線)に合わせて折ります。

右を段折りするところ。





左を段折りするところ。



ステップ6.左右を隙間から開いて中を広げて折る
矢印がある位置(左右の三角の上の隙間)から指を入れて中を右下へ開きます。開いたら中を広げてつぶして折ります。画像を上から順によく見て折ってください。

右を開いて折っているところ。







ステップ7.フチから後ろへ折り込む
フチ●からななめに、後ろへ折り込みます。
折り込んだ中はこのようになってます。

ステップ8.裏返す
下の画像と同じ形になっているかどうか確認して、OKだったら横に裏返します。

裏返したところ。

ステップ9.左右の角から下へ折る
上を1枚持って、左右の角●から下へ折ります。

折ったところ。

ここまで同じものを全部で3つ作ります。

ステップ10.3つの角を少し折る
パーツ1
3つ作りましたが、ここからは1つずつ折り方が違うので、まずはパーツ1から作ります。
3つ作った内の1つを出して、上の3つの角を少し折ります。どれくらい折るかは下の画像をよく見て同じように折ってください。

ステップ11.裏返す
下の画像と同じ形になっているかどうか確認して、横に裏返します。

これでパーツ1の完成です。

ステップ12.下の角をフチに合わせて折り筋をつける
パーツ2
次はパーツ2を作ります。3つ作った残り2つのうちの1つを出して、まずステップ10.と同じように上の3つの角を少し折ります。
下の角●をフチ●に合わせて折り筋をつけます。

折り筋をつけたところ。

ステップ13.下の角を折り筋に合わせて折る
下の角●をステップ12.でつけた折り筋●に合わせて折ります。

ステップ14.裏返す
下の画像と同じ形になっているかどうか確認して、横に裏返します。

これでパーツ2の完成です。

ステップ15.下の端を折り筋に合わせて折る
パーツ3
次はパーツ3を作ります。3つ作ったうちの残りの1つを出して、上の3つの角は折らずに(ステップ10.)、ステップ13.まで折ります。
下の端(青線)をステップ12.でつけた折り筋(青点線)に合わせて折ります。

折ったところ。

ステップ16.左右の端を上の端の1/3くらい折る
左右の端を左右の上の端の3分の1くらい折ります。
※下の画像に折る位置を記号で記したので、よく見て同じように折ってください。

右を折っているところ。下の画像のように折った部分と残った部分が同じ幅になっていれば、3分の1折れます。

左右を折ったところ。

ステップ17.左右の端をフチに合わせて折る
左右の角の部分の端を、ステップ15.で折ったフチに合わせてななめに折ります。

折ったところ。

ステップ18.上の角を少し折る
上の角を少し折ります。どれくらい折るかは、下の画像をよく見て同じように折ってください。

ステップ19.裏返す
下の画像と同じ形になっているかどうか確認して、横に裏返します。

これでパーツ3の完成です。

ステップ20.すべて裏返す
これでパーツ1~3まですべてのパーツができました。下の画像のように3つ並べて下から上へ裏返します。

ステップ21.パーツ1、2、3を差し込む
パーツ1の隙間にパーツ3を中心を合わせて奥まで差し込んで、パーツ2の隙間にパーツ3を中心を合わせて奥まで差し込みます。

パーツ1にパーツ2を差し込むところ。

パーツ2にパーツ3を差し込むところ。


ステップ22.上の角を下へおろす
パーツ1~3を差し込んだ状態のまま、上の角を1枚もって、下へおろします。

ステップ23.おろした角を後ろへ折る
ステップ22.で下した角を、裏にあるフチにそって後ろへ折ります。裏にあるフチに挟むように折ります。

ステップ24.裏返す
これでパーツ1~3を挟んでいるのですが、はずれやすいのでのりやテープで貼って固定してもいいです。
下の画像と同じ形になっているかどうか確認して、裏返します。

これで松ぼっくりの完成です。このままでもいいですが、顔を描いても可愛いです。

ステップ25.顔をかく
もし顔をかくのなら、下の画像の向きで目や口をペンで描かくと可愛くなります。もちろん自由にかいてもいいので、色々試してくださいね。こげ茶色など、もっと濃い色の折り紙で作った場合は黒いペンでかくと見えにくいので、白いペンでかいたり、白い丸シールに黒いペンで目玉をかいて貼ってもいいと思います。

最後に
今回は松ぼっくりの折り方を紹介しました。パーツが3つあるので、工程数が多くなってややこしくなっていると思うので、ゆっくり画像を見ながら折り進めてくださいね。
それでもわからなかったら、動画を見て再チャレンジしてみてくださいね。
このサイトでは他にも秋の折り紙作品の作り方を紹介しています。秋の飾りを作る時には是非一緒に作ってみてくださいね。
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