折り紙で浮き輪を作ろう!
今回は、折り紙を使って作る「浮き輪(うきわ)」の折り方を、写真付きでわかりやすく丁寧に紹介します。折り紙8枚を使って簡単なパーツを8個作って、差し込んで輪っかにすると完成です。8枚使うので作るのに少し時間はかかりますが、難しい工程は無いので作り方は簡単です。
浮き輪のサイズは、使う折り紙の大きさで調整します。
たとえば、3cmに切った折り紙で小さめに作れば折り紙の動物たちに持たせたり、5cmや7.5cmに切った折り紙で作れば動物たちは浮き輪の中に入れます。
大きめのサイズの15cmで作ると、八角形のリースとして壁飾りにも使えますよ。
別の記事で紹介しているペンギンにこの浮き輪を持たせると、とても可愛い作品になります♪
色んな使い道があるので是非作ってみてくださいね。
折り紙で作った浮き輪の活用例
夏の飾りや自由研究などにも活用できそうです。ぜひ作ってみてくださいね。
- ペンギンや白くまに持たせて夏らしい飾りに
- イルカと組み合わせて海のシーンを再現
- 大きく作ってリースとして壁に飾る
※このサイトでは浮き輪とペンギンの作り方を紹介していますが、その他の動物作品の作り方は「たつくりのおりがみ」YouTubeチャンネルでご覧いただけます。



浮き輪(八角リース)の詳細
■考案者
たつくり
■掲載媒体
■難易度
★★☆☆☆
■ステップ数と折る回数
ステップ6
折る回数5回
■所要時間
15分〜30分(個人差あり)
■出来上がりサイズ(折り紙サイズ別)
・15㎝×15㎝の折り紙を使用した場合(リースにする場合)
→たて×よこ=約24cm×約24cm
・7.5㎝×7.5㎝の折り紙を使用した場合(動物を入れたりイルカをくぐらせたり)
→たて×よこ=約11cm×約11cm
・5㎝×5㎝の折り紙を使用した場合(動物を入れたりイルカをくぐらせたり)
→たて×よこ=約8cm×約8cm
・3㎝×3㎝の折り紙を使用した場合(ペンギンに持たせる)
→たて×よこ=約5cm×約5cm
用意するもの

- 折り紙8枚
- のり、またはマスキングテープ
浮き輪・八角リースの動画
たつくりのYouTubeチャンネルでは、この浮き輪の折り方を音声解説付きで丁寧に紹介しています。もし写真や文章だけではわかりにくかったり、合ってるかどうか不安な人は、ぜひ動画もあわせてご覧ください。
浮き輪・八角リースの折り方
折り始めの準備
好きな色の同じサイズの折り紙を8枚用意して、1枚だけ下の画像のように白い面にして置いた状態から始めます。まずはパーツを作ります。

ステップ1. 上の端を下の端に合わせて半分に折る
上の端を下の端にピッタリ合わせて、ずれないようにしっかり押さえて折ります。

折ったところ。

ステップ2. 右の端を上の端に合わせて折る
右の端(赤線)を上の端(赤点線)にピッタリ合わせて、ずれないようにしっかり押さえて折ります。

折ったところ。

ステップ3. 上の端を1枚と右の端をフチに合わせて折る
まず、上の端(赤線)を1枚だけ持って、フチ(赤点線)に合わせて右上の角から折ります。次に、右の端(赤線)をフチ(赤点線)に合わせて右上の角から折ります。

折ったところ。

ステップ4. 下の端を角に合わせて折る
下の端(赤線)を持って、角●に合わせて折ります。

折っているところ。3つの赤丸●の位置ををピッタリ合わせて折ります。

折ったところ。

ステップ5. 左の端を下の端に合わせて折る
左の端(赤線)を下の端(赤点線)に合わせてななめに折ります。

折ったところ。これでパーツが1つ完成しました。

裏表逆にして同じように作ります。

そのまま折ったパーツを4つと、裏表逆で折ったパーツを4つで、ぜんぶで8つ作ります。

ステップ6. 8つのパーツをつなぎ合わせる
左の色がついたパーツの右の隙間に、右の白いパーツの左をのりを付けて差し込みます。
※のりじゃなくてマスキングテープでとめてもOKです。

差し込んでいるところ。この時に色がついたパーツの上の端と、白いパーツのななめの端を合わせて差し込むのですが、滑らせるようにして奥まで差し込みます。

差し込んだところ

8つのパーツをすべて差し込んで裏返すと、これで浮き輪の完成です。

八角リースにする
浮き輪の場合は、表と裏で折ったパーツを交互に差し込むことで、より浮き輪らしいデザインになります。
一方、リースとして作る場合は、裏表はすべて同じ向き・同じ色でもOKです。季節やイベントに合わせて、好きな色や柄でアレンジしてみてください♪
最後に
浮き輪の折り紙は、ちょっと時間がかかりますが見栄えもよく、夏の飾り付けの中にこれがあるだけで夏っぽさがぐんとアップします。動物作品との組み合わせでとても可愛くなる作品です。
パーツの組み合わせ方や色を変えることで、リースやデコレーションにも応用できるので、ぜひオリジナルの作品作りを楽しんでみてくださいね。
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